データベースに関する基礎から応用まで、しっかりと学びたいプログラマーにとって、質の高い学習リソースを無料で手に入れられるのは大きなメリットです。
今回は、筑波大学が提供する「データベース概論Ⅰ」の講義を紹介します。この講義は 筑波大学オープンコースウェア(OCW) で公開されており、YouTubeで視聴可能です。
この記事では、その概要や内容、活用法を紹介します。
目次
講義の概要
「データベース概論Ⅰ」は、データベース初心者に向けた入門講座で、以下の内容が体系的に学べます。
- データベースの基本概念
データベースとは何か、その必要性や役割を理解します。 - データモデリングとリレーショナルデータモデル
現実のデータをどのようにモデル化するのか、リレーショナルモデルを中心に解説。 - SQL
データベース言語の基礎を学び、効率的なデータ操作方法を身につけます。 - データベース設計論
論理設計から物理設計まで、データベース構築のプロセスを学びます。 - 物理的データ格納法と問合せ処理
パフォーマンスを考慮したデータ管理と、高速な問合せ処理についての基本を学びます。
講義一覧と内容
全20回の講義が用意されており、それぞれが重要なテーマを扱っています。以下に概要を示します。
回 | テーマ | 概要 |
---|---|---|
1 | データベースシステムの基本概念 (1) | データベースの役割と基本概念を紹介。 |
2 | データベースシステムの基本概念 (2) | 基本概念の続き。データの管理方法を深掘り。 |
3~4 | データモデリング (1)-(2) | データモデリングの基礎、ER図の解説。 |
5~7 | リレーショナルデータモデル (1)-(5) | リレーショナルモデルとその応用。 |
8~10 | リレーショナルデータベース言語SQL (1)-(3) | SQLの基礎から応用。 |
11~14 | リレーショナルデータベース設計論 (1)-(5) | データベース設計のプロセスと実践。 |
15~17 | 物理的データ格納方式 (1)-(3) | ストレージとパフォーマンスの関係。 |
18~20 | 問合せ処理 (1)-(4) | 効率的なデータ検索と問合せの最適化。 |
詳細な内容は 筑波大学OCW「データベース概論Ⅰ」 をご覧ください。
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誰におすすめ?
- データベースをこれから学びたい初学者
基本概念から学べるため、独学を始めるのに最適です。 - SQLやデータベース設計を深掘りしたい中級者
実務でも役立つ知識が多数含まれています。 - 効率的な問合せ処理を学びたいエンジニア
パフォーマンス改善やストレージ最適化の基本も学べます。
活用のポイント
- YouTubeで手軽に学習
各講義はYouTubeで公開されており、無料で視聴できます。スキマ時間の活用に最適です。 - 実践と組み合わせて学ぶ
講義内容を学んだ後、実際にデータベースを構築して試すことで、理解が深まります。 - 他のリソースと併用
書籍やオンラインツールと併用すれば、より効果的な学習が可能です。
まとめ
筑波大学の「データベース概論Ⅰ」は、質の高い内容を無料で提供しており、データベースを学びたい全てのプログラマーにとって貴重なリソースです。ぜひこの機会に学習を始めて、実務に役立つ知識を手に入れてください!