Python 算術演算子の使い方 四則演算をマスターしよう

Pythonの算術演算子の使い方を詳しく解説する記事です。

Pythonの四則演算をする方法を教えてください。

算術演算子と呼ばれる四則演算をするための演算子があります。それぞれの使い方を解説しましょう。

目次

算術演算子とは

 算術演算子とは、プログラミング言語において数値データ型に対して行う四則演算やべき乗、剰余などの計算を行う演算子のことです。

Pythonにおいては、算術演算子は以下の6つが用意されています。

演算子記号説明
加算+2つの数値を足す
減算-1つ目の数値から2つ目の数値を引く
乗算*2つの数値を掛ける
除算/1つ目の数値を2つ目の数値で割る
整数の除算//1つ目の数値を2つ目の数値で割った商を返す
剰余%1つ目の数値を2つ目の数値で割った余りを返す
べき乗**1つ目の数値を2つ目の数値乗する
算術演算子の種類

上記の演算子を使って、数値の計算を行うことができます。

算術演算子の使い方

例えば、2つの数値を足すプログラムを作る場合、+演算子を使います。具体的には、以下のように書きます。

x = 5
y = 3
z = x + y
print(z)  # 8が出力される

上記のプログラムでは、変数xに5を、変数yに3を代入し、+演算子を使って変数zxyを足した結果を代入しています。

また、これらの演算子は組み合わせることもできます。例えば、以下のようなプログラムを作ることもできます。

x = 10
y = 3
z = (x + y) * 2
print(z)  # 26が出力される

 上記のプログラムでは、変数xに10を、変数yに3を代入し、+演算子を使ってxyを足した結果に、*演算子を使って2を掛けています。最終的な結果は、変数zに代入され、print()関数を使って出力されています。

このように、算術演算子を組み合わせることで、より複雑な数値の計算を行うことができます。

各算術演算子を用いたサンプルプログラム

以下に、各算術演算子を用いたサンプルプログラムを示します。

# 加算
a = 5
b = 3
c = a + b
print(c)  # 出力結果: 8

# 減算
a = 5
b = 3
c = a - b
print(c)  # 出力結果: 2

# 乗算
a = 5
b = 3
c = a * b
print(c)  # 出力結果: 15

# 除算
a = 10
b = 2
c = a / b
print(c)  # 出力結果: 5.0

# 整数の除算
a = 10
b = 3
c = a // b
print(c)  # 出力結果: 3

# 剰余
a = 10
b = 3
c = a % b
print(c)  # 出力結果: 1

# べき乗
a = 2
b = 3
c = a ** b
print(c)  # 出力結果: 8

 上記のプログラムでは、各演算子を使った演算結果を print 関数を用いて出力しています。

まとめ

算術演算子の使い方を解説しました。

  • 加算 (+): 2つの数値を足し合わせる。
  • 減算 (-): 1つ目の数値から2つ目の数値を引く。
  • 乗算 (*): 2つの数値を掛け合わせる。
  • 除算 (/): 1つ目の数値を2つ目の数値で割る。
  • 整数の除算 (//): 1つ目の数値を2つ目の数値で割った商を返す。
  • 剰余 (%): 1つ目の数値を2つ目の数値で割った余りを返す。
  • べき乗 (**): 1つ目の数値を2つ目の数値乗する。

 これらの演算子を使うことで、Pythonプログラムで数値計算を行うことができます。また、Pythonは数値以外のデータ型に対しても演算子を使うことができます。

算術演算子の使い方がわかりました!これで四則演算のコードの書き方がわかりました。

算術演算子以外にも比較演算子や論理演算子など様々な種類の演算子が存在します。これらの演算子を組み合わせることで、より複雑な条件分岐や計算を実現することができます。

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