C#入門講座 制御構文の繰り返し処理について学ぶ 7章

この章では、制御構文での繰り返し処理を行うための方法を学びます。

繰り返し処理を行うための制御構文として、whileforforeachの3つがあります。

この記事では、それぞれの繰り返し方法について詳細に解説し、サンプルプログラムを示します。

「C#基礎講座」の7章です。この講座の詳細については以下から確認できます。

全てのサンプルプログラムのダウンロードは0章でダウンロードできます。

目次

whileを使った繰り返し方法

while文は、特定の条件が満たされる間、処理を繰り返します。構文は以下の通りです。

while (条件式) { 処理; }

例えば、変数xが10未満の間、xに1を加える処理を繰り返す場合、以下のようになります。

int x = 0;
while (x < 10)
{
    x++;
    Console.WriteLine(x);
}

forを使った繰り返し方法

for文は、特定の回数だけ処理を繰り返します。構文は以下の通りです。

for (初期化; 条件式; 増減式)
{ 処理; }

例えば、変数iが1から10までの処理を繰り返す場合、以下のようになります。

for (int i = 1; i <= 10; i++)
{
    Console.WriteLine(i);
}

foreachを使った繰り返し方法

foreach文は、配列やコレクションの要素を順番に取り出して処理を繰り返します。構文は以下の通りです。

foreach (型 変数 in 配列やコレクション)
{ 処理; }

例えば、配列dataの要素を順番に取り出して表示する場合、以下のようになります。

int[] data = { 1, 2, 3, 4, 5 };
foreach (int item in data)
{
    Console.WriteLine(item);
}

やってみよう!forとforeachを使ったクイズ

  1. for文とforeach文の違いは何ですか?
解答

for文は、特定の回数だけ処理を繰り返します。foreach文は、配列やコレクションの要素を順番に取り出して処理を繰り返します。

2. for文では、変数iが1から10まで1ずつ増加しながら処理を繰り返すには、どのように書けばよいですか?

解答

以下のように記述します。

for (int i = 1; i <= 10; i++)
{
    処理;
}

3. foreach文では、配列dataの要素を順番に取り出して表示するには、どのように書けばよいですか?

解答

以下のように記述します。

int[] data = { 1, 2, 3, 4, 5 };
foreach (int item in data)
{
    Console.WriteLine(item);
}

上記のように、for文は特定の回数だけ繰り返す処理を書くのに適しています。一方foreach文は配列やコレクションに対して要素を順番に取り出して処理を行うのに適しています。

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この章のまとめ

「制御構文の繰り返し処理について学ぶ」では以下の内容を学びました。

  • while文は、特定の条件が満たされる間、処理を繰り返します。
  • for文は、特定の回数だけ処理を繰り返します。
  • foreach文は、配列やコレクションの要素を順番に取り出して処理を繰り返します。

while、for、foreachの3つの繰り返し方法があります。それぞれに適した使い方があるので、使い分けることで効率的なプログラミングを行うことができます。

繰り返し処理についてわかりやすかったです!
サンプルプログラムを繰り返し実際に打ってみることで理解が深めてみます。

繰り返し処理を行う際には、必ず終了条件を明確に設定し、無限ループに陥らないよう注意しましょう。

チャプター

次章では、「関数の作成と使い方」について学びます。

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