JavaScript 変数と定数について学ぶ

JavaScriptの変数と定数について学んでみましょう。

目次

変数とは?

 変数とは、プログラム中で使用するデータを保存するための仮想的な場所を意味します。 変数を使用することで、プログラム中で値を参照したり、値を更新したりすることができます。

変数の記述方法

 JavaScriptで変数を使うには、let キーワードを使って変数を宣言します。

let 変数名;

= 記号を使って、変数に値を代入します。また、変数を宣言しつつ、同時に値を代入することもできます。

let x;      // 変数xを宣言
x = 5;      // 変数xに値を代入
let y = 10; // 変数yを宣言しつつ、値を代入
CHECK

変数名は、文字、数字、アンダースコア、ダラーのいずれかを使って構成されます。 変数名は、数字ではじまってはいけません

JavaScriptでは、変数の型を明示的に宣言する必要はありません。 変数が参照する値の型が、実行時に決まります。

let x = 'hello'; // 変数xは文字列型
x = 5;           // 変数xは数値型

JavaScriptでは、変数の型を宣言しないのですね。

変数の命名規則について

JavaScriptの変数には以下のようなルールがあります。

  • 変数名の最初の文字はアルファベット、アンダースコア _、またはドル記号 $ のいずれかである必要があります。
  • 2文字目以降は、最初の文字で利用できる文字(アルファベット、アンダースコア、ドル記号、または数字)のいずれかが使用できます。
  • 大文字と小文字は区別されます。
  • 変数名は、JavaScriptで意味を持つ予約語(constやifなど)でないこと。
ワンポイント

JavaScriptではletの他に、varキーワードを使って、変数を宣言する方法があります。

varの場合、挙動が異なり「同名の変数を許容する」「ブロックスコープを認識しない」などの性質があり、letキーワードのほうが品質の高い宣言方法となります。

特別な理由がない限りは、letを使って宣言をするようにしましょう。

定数の記述方法

 JavaScriptでは、const キーワードを使うことで、定数(変更できない変数)を宣言することができます。 const キーワードを使って宣言された定数は、宣言されたスコープ内でのみ有効です。

また、定数は宣言された後に再度値を代入することはできません

const 定数名 = 代入値;

定数は、宣言されたスコープ内でのみ有効です。

if (true) {
  const PI = 3.14;
  console.log(PI); // エラーにならない 3.14
}
console.log(PI); // エラーになる

const PI = 3.14;
PI = 3.14159; // エラーになる

上記の例では、ifのスコープ({}の中)でconstでPIを定義しています。この場合このconstはスコープ内でのみ有効になります。そのあとで出力をしようとしていますが、スコープの外のためこれはエラーになります。

次に、スコープ外のため別途constでPIを定義することができていますが、constは宣言後の代入ができないため代入しようとしてエラーになっています。

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変数と定数のまとめ

学んだ変数と定数についてまとめます。

  • 変数を使うことで、プログラム中で値を保存したり、参照したり、更新したりすることができます。
  • 変数を使うには、let キーワードを使って変数を宣言し、 = 記号を使って値を代入します。
  • 定数を使うことで、プログラム中で値を保存したり、参照したりすることができますが、値を更新することはできません。
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