JavaScript 文字列を数値に変換する方法

文字列を数値に変換するにはどうしたらいいですか?

parseIntparseFloatを使った方法や、Number0コンストラクタを使った方法などがあります。

目次

「parseInt」、「parseFloat」を使った文字列を数値に変換する方法

 Number関数のparseIntparseFloatを利用することで、文字列を数値に変換することができます。

これらは、文字列を解析して数値に変換するものです。それぞれ、整数、浮動小数点数を扱えるという違いがあります。

parseIntの使い方

文字列を整数の数値に変換するには、parseInt 関数を使うことができます。

使い方は以下のようになります。

const str = '123';
const num = parseInt(str);
console.log(typeof num); // -> 'number'

parseInt 関数の第二引数には、文字列を解析する際に使用する基数を指定することができます。例えば、2進数の文字列を解析する場合は、第二引数に 2 を指定します。

const str = '1101';
const num = parseInt(str, 2);
console.log(num); // -> 13

parseFloatの使い方

 文字列を小数点付きの数値に変換するには、parseFloat 関数を使うことができます。

使い方は以下のようになります。

const str = '123.45';
const num = parseFloat(str);
console.log(typeof num); // -> 'number'

parseFloat 関数は、整数を小数点付きの数値に変換することもできます。

const str = '123';
const num = parseFloat(str);
console.log(typeof num); // -> 'number'
CHECK

先頭に数値がある場合は、先頭の数値を数値として変換します。

また、16進数や8進数を変換する場合においても動作が少し異なります。

数値以外の文字列を変換しようとすると、NaN(Not a Number)が返されます。

「Number」関数を使った方法

文字列を数値に変換するには、Number 関数を使うこともできます。

使い方は以下のようになります。

const str = '123';
const num = Number(str);
console.log(num); // -> 123

const str2 = '123abc';
const num2 = Number(str2);
console.log(num2); // -> NaN

Numberの変換では、文字列等が混同した場合にはNaN(Not a Number)を返します。

まとめ

文字列を数値に変換する方法」について以下にまとめます。

  • 整数を変換する場合にはparseInt 関数が利用できます。
  • 小数点付きの数値を変換する場合にparseFloat 関数
  • Number 関数を使う方法もある。

どの方法を使用するかは、目的や使用する文字列に応じて選択することが重要ですね!

数値以外の文字列を変換しようとすると、NaNが返されることにも注意が必要です。

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