Python 自動で連続性のあるリストを生成する – range関数の使い方

Pythonでリストを生成する際に、range関数を利用することで連続性のあるリストを簡単に生成することができます。本記事では、その使い方について解説します。

range関数ってなんですか?

Pythonで数値の連続したリストを生成する場合、range関数を使うことができます。range関数には、始点、終点、ステップの3つの引数があります。

目次

range関数の引数について

range関数はPythonの標準関数の一つで、指定した範囲内の連続する数値のリストを簡単に生成することができます。

range関数には、始点、終点、ステップの3つの引数があります。以下で、それぞれの引数について解説します。

range(start, stop, step)

  • start: リストの最初の数値を指定。省略すると0から開始する。
  • stop: リストの最後の数値の次の数を指定。この数値はリストに含まれない。必須。
  • step: 連続する数値の差を指定。省略すると1。

start引数

range関数の第1引数であり、リストの最初の数値を指定します。省略すると、0からリストが開始されます。

例えば、以下のようにrange関数を呼び出した場合、リストは0から始まります。

list1 = list(range(5))  # [0, 1, 2, 3, 4]

stop引数

range関数の第2引数であり、リストの最後の数値の次の数を指定します。必須の引数であり、この引数で指定した数値はリストには含まれません。

例えば、以下のようにrange関数を呼び出した場合、リストは0から4までの数値が含まれます。

list1 = list(range(5))  # [0, 1, 2, 3, 4]

step引数

range関数の第3引数であり、連続する数値の差を指定します。省略すると、1が設定されます。たとえば、以下のようにrange関数を呼び出した場合、リストは2から6まで2つ飛ばしで数値が含まれます。

list2 = list(range(2, 7, 2))  # [2, 4, 6]

以上が、range関数の引数についての解説です。これらの引数を適切に設定することで、Pythonで簡単に連続したリストを生成することができます。

サンプルプログラムを使った解説

前述したrange関数の引数について、以下のサンプルプログラムを使って解説します。

# 0から4までのリストを生成する
list1 = list(range(5))
print(list1)  # [0, 1, 2, 3, 4]

# 2から6まで2つ飛ばしのリストを生成する
list2 = list(range(2, 7, 2))
print(list2)  # [2, 4, 6]

# 10から0まで1つずつ減らすリストを生成する
list3 = list(range(10, -1, -1))
print(list3)  # [10, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 0]

上記のプログラムでは、それぞれ異なる引数を渡してrange関数を呼び出しています。例えば、最初のrange関数の呼び出しでは、start引数が省略され、stop引数には5が指定され、step引数は省略されたため1が設定されています。そのため、リストには0から4までの数値が含まれます。

次に、2つ目のrange関数の呼び出しでは、start引数には2が、stop引数には7が指定され、step引数には2が設定されています。そのため、リストには2から6までの2つ飛ばしで数値が含まれます。

最後に、3つ目のrange関数の呼び出しでは、start引数には10が、stop引数には-1が指定され、step引数には-1が設定されています。そのため、リストには10から0まで1つずつ減らす数値が含まれます。

これらのサンプルプログラムを参考にして、適切な引数を指定することで、range関数を活用したリストの生成が可能です。

まとめ

range関数を利用して連続性のあるリストを簡単に生成する方法を解説しました。

  • range関数を利用することで、Pythonで連続する数値を要素とするリストを簡単に生成することができる。
  • range関数は、start, stop, stepの3つの引数を取り、それぞれ最初の数値、最後の数値、差を指定する。
  • start引数は省略可能で、省略した場合は0が設定される。
  • stop引数は必須で、リストの最後の数値の次の数を指定する。
  • step引数は省略可能で、省略した場合は1が設定される。

forループやリスト内包表記などで利用することで、コードをシンプルにすることができそうです!

Pythonには様々なリストの生成方法がありますが、range関数はその中でも特に便利な関数です。Pythonを学ぶ際には、range関数の使い方を覚え、効率的なコーディングを目指してみてください。

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