C#/VB.NET NameOf演算子の使い方:変数名等を取得する方法

C#やVB.NETでNameOf演算子を使って変数名やメソッド名などを取得する方法を解説します。

変数名の名称を取得する方法ってありますか?

NameOf演算子を利用することで、変数名、型、メンバー、メソッド名などの識別子と同等の文字列を得られます。

目次

NameOf演算子とは?NameOfの使い方

 NameOf演算子に変数名、型、メンバー、メソッド名を与えることで、同じ文字列を取得することができます。
これにより、変数名やメソッド名をハードコーディングせずにプログラム内で使用することができます。

nameof(変数名);

次のコードで簡単な利用例を紹介します。

string variableName = "exampleVariable";
Console.WriteLine(nameof(variableName)); 
// Output: "variableName"
Dim variableName As String = "exampleVariable"
Console.WriteLine(NameOf(variableName))
' Output: "variableName"

このように、NameOf演算子を利用することで変数名を文字列として取得することができます。

NameOfで保守性が高める

 変数名等が変更された際に、文字を固定で書くようなコーディングと比較してコンパイル時にエラーとなるので、修正漏れを防ぎ高い保守性のスクリプトを作成することができます。

例えば以下のようなコードです。

string variable = "example";

switch (variable)
{
    case nameof(variable):
        Console.WriteLine("The variable is " + variable);
        break;
    default:
        Console.WriteLine("The variable is not found");
        break;
}
Dim variable As String = "example"

Select Case variable
    Case NameOf(variable)
        Console.WriteLine("The variable is " & variable)
    Case Else
        Console.WriteLine("The variable is not found")
End Select

このように、変数名を固定文字列で書かずに、NameOf演算子を使用することで、修正漏れを防ぐことができます。

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まとめ

NameOf演算子を使って変数名やメソッド名などを取得する方法を解説しました。

  • NameOf演算子を使用することで、変数名などを文字列として取得することができます。
  • NameOf演算子を使用することで、変数名変更時にもエラーとならず、修正漏れを防ぎ、高い保守性のスクリプトを作成することができます。
  • switch文(Case文)などでも、NameOf演算子を使用することで、修正漏れを防ぐことができます。

NameOf演算子を使って変数名の名称を取得することができました!

NameOf演算子を使用することで、スクリプトの保守性を高めることができます。ぜひ、この機能を活用して、より良いスクリプトを作成してみてください。

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