C#とVB.NETで文字列に空白(スペース)を埋める方法について解説します。
文字列を指定したところまで、空白で埋めるのに良い方法はありますか?
PadLeftメソッドで文字列の左に、PadRightメソッドで文字列の右にスペースで埋めることができます。
「PadLeft」「PadRight」でスペース埋めする
StringオブジェクトのPadLeftメソッドを利用することで、文字列の先頭に空白を追加することができます。
引数には、スペース追加後の合計文字数を指定します。
文字列.PadLeft(文字数)
PadRightメソッドを利用することで、文字列の末尾に空白を追加することができます。
引数には、スペース追加後の合計文字数を指定します。
文字列.PadRight(文字数)
string mojiLeft = "左に空白を追加します";
string mojiRight = "右に空白を追加します";
MessageBox.Show("." + mojiLeft.PadLeft(15));
MessageBox.Show(mojiRight.PadRight(15) + ".");
Dim mojiLeft As String = "左に空白を追加します"
Dim mojiRight As String = "右に空白を追加します"
MessageBox.Show("." & mojiLeft.PadLeft(15))
MessageBox.Show(mojiRight.PadRight(15) & ".")
". 左に空白を追加します"
"右に空白を追加します ."
埋めたい指定文字がある場合、第2引数に文字を指定すると空白の代わりにその文字で埋めることができます。
「ゼロ埋め」する方法
数値をゼロ埋めする場合は、ToStringメソッドを使用することができます。具体的には、以下のように記述します。
int num = 5;
string zeroPadded = num.ToString("D4");
Console.WriteLine(zeroPadded); //0005
Dim num As Integer = 5
Dim zeroPadded As String = num.ToString("D4")
Console.WriteLine(zeroPadded) '0005
上記の例では、数値5を4桁の数値に変換しています。この場合、数値5は0005という文字列に変換されます。Dの後ろの数字は、数値を何桁で表示するかを指定するために使用されます。例えば、3桁の数値で表示したい場合は、”D3″と指定します。
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文字列に空白を埋める方法が分かりました!
文字列操作には、様々な便利な機能が用意されています。今回紹介した「PadLeft」メソッドをはじめ、是非とも他の機能も覚えておくと開発作業がよりスムーズになるでしょう。
Microsoft Learnの解説
以下から、公式の解説を確認することができます。
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