Python pandas.DataFrameの列をインデックスに割り当てる方法 set_indexの使い方

pandasのDataFrameで、列をインデックス(行名)に割り当てる方法とその使い方を解説します。

pandasのDataFrameで列をインデックスに割り当てる方法を教えて下さい!

pandasのset_indexメソッドを使うことで実現できます。具体的な方法や使い方を詳しく解説しましょう。

目次

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    set_indexメソッドの概要

    set_indexメソッドは、pandasのDataFrameオブジェクトに対して使用されるメソッドです。このメソッドを使用することで、DataFrameの特定の列をインデックス(行名)として設定することができます。

    構文:

    DataFrame.set_index(keys, drop=True, append=False, inplace=False, verify_integrity=False)

    主なパラメータ:

    • keys: インデックスとして設定する列の名前(文字列またはリスト)
    • drop: インデックスとして設定した列をDataFrameから削除するかどうか(デフォルトはTrue)
    • append: 既存のインデックスを保持したまま、新しいインデックスを追加するかどうか(デフォルトはFalse)
    • inplace: 元のDataFrameを直接変更するかどうか(デフォルトはFalse)
    • verify_integrity: インデックスの一意性を確認するかどうか(デフォルトはFalse)
    使用例:
    import pandas as pd
    
    # DataFrameの作成
    data = {'A': [1, 2, 3], 'B': [4, 5, 6], 'C': [7, 8, 9]}
    df = pd.DataFrame(data)
    
    # 列Aをインデックスに設定
    df.set_index('A', inplace=True)
    
    # 結果の表示
    print(df)
    出力結果:
       B  C
    A      
    1  4  7
    2  5  8
    3  6  9

    上記の例では、DataFrameの列’A’をインデックスとして設定しています。結果として、インデックスとして設定した列が新たな行名となり、元の行番号が削除されています。

    set_indexメソッドは、データの整理や検索、グループ化などの操作に便利です。また、複数の列をインデックスとして設定することも可能で、より柔軟なデータの操作が行えます。

    サンプルプログラムを使った解説

    ここでは、具体的なサンプルプログラムを使用して、set_indexメソッドの使い方を解説します。

    import pandas as pd
    
    # サンプルデータの作成
    data = {'Name': ['John', 'Emily', 'Jack', 'Sophia'],
            'Age': [25, 28, 31, 29],
            'City': ['Tokyo', 'New York', 'London', 'Paris']}
    df = pd.DataFrame(data)
    print("元のDataFrame:")
    print(df)
    
    # 'Name'列をインデックスに設定
    df.set_index('Name', inplace=True)
    print("\nインデックスを設定後:")
    print(df)
    STEP
    pandasライブラリをインポートし、DataFrameの作成
    import pandas as pd
    
    data = {'Name': ['John', 'Emily', 'Jack', 'Sophia'],
            'Age': [25, 28, 31, 29],
            'City': ['Tokyo', 'New York', 'London', 'Paris']}
    df = pd.DataFrame(data)
    print("元のDataFrame:")
    print(df)

    上記のコードでは、’Name’列、’Age’列、’City’列を持つDataFrameを作成しています。

    STEP
    set_indexメソッドを使用してインデックスを設定
    df.set_index('Name', inplace=True)
    print("\nインデックスを設定後:")
    print(df)

    上記のコードでは、set_indexメソッドを使用して’Name’列を新たなインデックスとして設定しています。inplace=Trueにすることで、元のDataFrameを直接変更しています。

    インデックスを設定することで、新たな行名が設定され、元の行番号は削除されます。設定されたインデックスによって、データの参照や操作がより便利になります。

    元のDataFrame:
        Name  Age      City
    0   John   25     Tokyo
    1  Emily   28  New York
    2   Jack   31    London
    3  Sophia   29     Paris
    
    インデックスを設定後:
            Age      City
    Name                 
    John     25     Tokyo
    Emily    28  New York
    Jack     31    London
    Sophia   29     Paris

    上記の実行結果からわかるように、’Name’列が新たなインデックスになり、元の行番号が削除されたDataFrameが表示されます。

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    まとめ

    pandasのDataFrameで、列をインデックス(行名)に割り当てる方法とその使い方を解説しました。

    • set_indexメソッドを使用すると、pandasのDataFrameの特定の列をインデックス(行名)に設定することができます。
    • set_indexメソッドの主なパラメータには、keys(インデックスにする列の名前)、drop(インデックスにした列をDataFrameから削除するかどうか)、append(既存のインデックスを保持したまま新しいインデックスを追加するかどうか)などがあります。

    set_indexメソッドの使い方がよくわかりました。データフレームの操作や検索が便利になるということがよくわかりました。

    set_indexメソッドを使うことで、DataFrameの列をインデックスに設定することができます。これにより、データの操作や検索がより便利になります。
    pandasライブラリのset_indexメソッドをマスターして、データの整理や分析を効率的に行いましょう。

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