JavaScriptで「絶対値、最小値、最大値を求める方法」を解説します。
JavaScriptでは、絶対値、最小値、最大値を求めるための関数が用意されています。この記事では、それらの関数の使い方を詳しく説明します。
絶対値を求める方法
絶対値を求めるには、Mathオブジェクトのabs()メソッドを使用します。
このメソッドは、与えられた数値の絶対値を返します。
Math.abs(number);
例えば、以下のコードは、変数xに格納された数値の絶対値を求めます。
var x = -10;
var absX = Math.abs(x);
console.log(absX); // 10
最小値を求める方法
最小値を求めるには、Mathオブジェクトのmin()メソッドを使用する方法があります。
Mathオブジェクトのmin()メソッドは、引数として渡された複数の数値の中から、最小値を返します。
Math.min(number1,number2…);
以下の例では、数値の最小値を求めるために、min()メソッドを使用しています。
var a = 3;
var b = 7;
var c = 1;
var d = 9;
var e = 2;
var min = Math.min(a, b, c, d, e);
console.log(min); // 1
最大値を求める方法
最大値を求めるには、Mathオブジェクトのmax()メソッドを使用する方法があります。
Mathオブジェクトのmax()メソッドは、引数として渡された複数の数値の中から、最大値を返します。
Math.max(number1,number2…);
以下の例では、数値の最大値を求めるために、max()メソッドを使用しています。
var a = 3;
var b = 7;
var c = 1;
var d = 9;
var e = 2;
var max = Math.max(a, b, c, d, e);
console.log(max); // 9
このように、max()メソッドを使用して、最大値を求めることができます。
その他の最大値や最小値を求める方法
forループで最大値や最小値を求める方法
最大値や最小値を求める際には、forループを使用することもできます。
以下の例では、配列の要素をforループで順番に比較し、最大値を求める方法を示しています。
var a = [3, 7, 1, 9, 2];
var max = a[0];
for (var i = 1; i < a.length; i++) {
if (a[i] > max) {
max = a[i];
}
}
console.log(max); // 9
apply()メソッドを使用して最大値、最小値を取得する方法
数値の配列から最大値や最小値を取得する際には、apply()メソッドを使用することもできます。apply()メソッドは、thisキーワードを変更しながら、関数を呼び出すことができます。
以下の例では、Mathオブジェクトのmax()メソッドをapply()メソッドと一緒に使用して、配列の最大値を取得しています。
var a = [3, 7, 1, 9, 2];
var max = Math.max.apply(null, a);
console.log(max); // 9
リスキリングでキャリアアップしてみませんか?
リスキリング(学び直し)は、経済産業省が推奨しており、
今だけ、最大70%のキャッシュバックを受けることができます。
最大70%の給付金が出るおすすめのプログラミングスクール!
国策で予算が決められているため申し込みが多い場合は早期に終了する可能性があります!
興味のある方はすぐに確認しましょう。
まとめ
「絶対値、小さい値、大きい値を求める方法」を以下の表にまとめます。
メソッド | 説明 |
---|---|
Math.abs(x) | xの絶対値を返す |
Math.min(a, b, c, …) | 0個以上の数値の中で最小の値を返す |
Math.max(a, b, c, …) | 0個以上の数値の中で最大の値を返す |
これらのメソッドを使用することで、簡単に計算をすることができます。特に数値の比較や絶対値を求めるような計算は、これらのメソッドを使用することで簡単に実装することができます。
絶対値、最小値、最大値を求めるための便利な関数が用意されていることがわかりました。
関数の使い方を覚えておくことで、プログラミングをスムーズにすることができるでしょう。
コメント