C#入門講座 制御構文の条件分岐について学ぶ 6章

この章では、プログラムの流れを変えるために使用される制御構文の条件分岐について学びます。

if文とswitch文の使い方について詳しく説明し、サンプルプログラムを用いて実際に使用方法を確認します。

「C#基礎講座」の6章です。この講座の詳細については以下から確認できます。

全てのサンプルプログラムのダウンロードは0章でダウンロードできます。

目次

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    if文を使った条件分岐の方法

     if文は、特定の条件が成立した場合に、その条件に対応する処理を実行するために使用します。

    IF文のイメージ


    if文の構文は以下の通りです。

    if (条件式) { 条件式が成立した場合に実行する処理 }

    以下のifを使ったサンプルプログラムでは、変数ageが20以上であるかどうかを判定し、成立した場合に「成年です」と表示されます。

    int age = 20;
    if (age >= 20)
    {
        Console.WriteLine("成年です");
    }

     また、else if文は、複数の条件を順番に判定し、それぞれの条件に対応する処理を実行するために使用します。else文は、すべての条件が成立しなかった場合に実行する処理を記述します。

    else ifのイメージ

    if (条件式1) { 条件式1が成立した場合に実行する処理 }
    else if (条件式2) { 条件式1が成立しなかった場合に、条件式2が成立した場合に実行する処理 }
    else { 条件式1, 2が成立しなかった場合に実行する処理 }

     以下のサンプルプログラムでは、変数ageが20以上であるかどうかを判定し、それが成立しなかった場合には18以上かどうかを判定し、それぞれに対応する文字列を表示します。

    int age = 18;
    if (age >= 20)
    {
        Console.WriteLine("成年です");
    }
    else if (age >= 18)
    {
        Console.WriteLine("未成年ですが、成人しています");
    }
    else
    {
        Console.WriteLine("未成年です");
    }

    switch文を使った条件分岐の方法

     switch文は、複数の条件に対して、それぞれの条件に対応する処理を実行するために使用します。
    switch文の構文は以下の通りです。

    switch (式) { case 値1: 式が値1に等しい場合に実行する処理
              break;
          case 値2: 式が値2に等しい場合に実行する処理
              break;
          default: 式がどの値にも等しくない場合に実行する処理
              break;
         }

     以下のサンプルプログラムでは、変数scoreが90、80、70のいずれかに等しいかどうかを判定し、それぞれの場合に対応する文字列を表示します。

    int score = 80;
    switch (score)
    {
        case 90:
            Console.WriteLine("優");
            break;
        case 80:
            Console.WriteLine("良");
            break;
        case 70:
            Console.WriteLine("可");
            break;
        default:
            Console.WriteLine("不可");
            break;
    }

    解いてみよう!if文とswitch文を使ったクイズ3問

    以下のクイズを解いてみましょう!

    1. 以下のプログラムを実行すると、どのような文字列が表示されますか?
    int num = 7;
    if (num % 2 == 0)
    {
        Console.WriteLine("偶数");
    }
    else
    {
        Console.WriteLine("奇数");
    }
    解答

    答え「奇数」

    解説:if文を使用して、numが偶数かどうかを判定しています。numは7であり、7%2は1となり、1==0ではないので、else文が実行され、「奇数」と表示されます。

    2. 以下のプログラムを実行すると、どのような文字列が表示されますか?

    int month = 5;
    switch (month)
    {
        case 12:
        case 1:
        case 2:
            Console.WriteLine("冬");
            break;
        case 3:
        case 4:
        case 5:
            Console.WriteLine("春");
            break;
        default:
            Console.WriteLine("不明");
            break;
    }
    解答

    答え「春」

    解説:switch文を使用して、monthがどの季節に該当するかを判定しています。monthは5であり、5は3から5までに該当するので、「春」と表示されます。

    3. 以下のプログラムを実行すると、どのような文字列が表示されますか?

    int a = 5, b = 3;
    if (a > b)
    {
        Console.WriteLine("aはbより大きい");
    }
    else if (a < b)
    {
        Console.WriteLine("aはbより小さい");
    }
    else
    {
        Console.WriteLine("aはbと等しい");
    }
    解答

    答え「aはbより大きい」

    解説:if文を使用して、aがbより大きいかどうかを判定しています。aは5でbは3であり、5>3なので、「aはbより大きい」と表示されます。

    クイズを解いて、if文やswitch文を使用した条件分岐を理解することができたでしょうか?

    実際にプログラミングをする際には、if文やswitch文を使用して、プログラムの流れを制御してみてください。

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    この章のまとめ

    制御構文の条件分岐を学ぼう」では以下の内容を学びました。

    • if文は特定の条件が成立した場合にその条件に対応する処理を実行するために使用します。
    • switch文は複数の条件に対して、それぞれの条件に対応する処理を実行するために使用します。
    • if文とswitch文を使用することで、プログラムの流れを変えることができます。

    if文とswitch文を使用した条件分岐についてわかりやすかったです。

    サンプルプログラムを用いて実際に使用方法を確認することができ、理解を深めることができました。

    条件分岐はプログラミングにおいて非常に重要な概念であり、if文やswitch文を使用することで、プログラムの流れを変えることができます。

    実際にプログラミングをする際には、if文やswitch文を使用して、プログラムの流れを制御してみてください。

    チャプター

    次章では、「制御構文の繰り返し処理」について学びます。

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