JavaScriptで可変引数を使った自作関数を定義する方法について解説します。

可変引数を使った自作関数を作りたいんですけど、どうやって定義すればいいですか?



可変引数を使った自作関数を作るには、argumentsオブジェクトを使って引数の数を取得します。
また、restパラメータを使って引数を配列として扱うこともできます。
目次
argumentsオブジェクトを使った方法
argumentsオブジェクトは、関数内で定義された引数を取得するためのオブジェクトです。
argumentsオブジェクトを使って、引数の数や値を取得することができます。この方法を使用すれば、可変長の引数を扱うことができます。
以下がargumentsオブジェクトを使った自作関数のサンプルコードです。
function sum() {
let total = 0;
for (let i = 0; i < arguments.length; i++) {
total += arguments[i];
}
return total;
}
console.log(sum(1, 2, 3, 4)); // 10
console.log(sum(5, 6, 7, 8, 9)); // 35
restパラメータを使った方法
restパラメータは、引数を配列として扱うことができます。この方法を使用すれば、可変長の引数を扱うことができます。restパラメータは三点リーダー( … )を使って定義します。
以下がrestパラメータを使った自作関数のサンプルコードです。
function sum(...numbers) {
let total = 0;
for (let i = 0; i < numbers.length; i++) {
total += numbers[i];
}
return total;
}
console.log(sum(1, 2, 3, 4)); // 10
console.log(sum(5, 6, 7, 8, 9)); // 35
この記事のまとめ
可変引数を使った自作関数を定義する方法について解説しました。
- JavaScriptで可変引数を使った自作関数を定義するには、argumentsオブジェクトとrestパラメータの両方があります。
- argumentsオブジェクトを使った方法は、複数の引数を取る関数で引数の数や値を取得する際に使用します。
- restパラメータを使った方法は、引数を配列として扱うことができます。
JavaScript関数を作る際には、可変長の引数を扱いたい場合はargumentsオブジェクトやrestパラメータを使ってみてください。これらを使うことで、より効率的な関数を作ることができます。



argumentsオブジェクトとrestパラメータの両方の使い方がわかりました!



使いたい方法に応じて使い分けるようにしてみましょう。