日付の文字列からタイムスタンプ値を取得する方法について解説します。
日付の文字列をタイムスタンプに変換するにはどうすればいいですか?
Dateオブジェクトを使用して日付文字列からタイムスタンプ値を取得することができます。
Dateオブジェクトを使った日付文字列からタイムスタンプ値の取得方法
Dateオブジェクトを使用して日付文字列からタイムスタンプ値を取得することができます。
Dateオブジェクトを使用するには、まず日付文字列をDateコンストラクタに渡します。
getTimeメソッドを使用して、Dateオブジェクトからタイムスタンプ値を取得します。
Dateオブジェクト.getTime();
// 日付文字列
var dateString = "2022-12-31";
// 日付文字列をDateオブジェクトに変換
var date = new Date(dateString);
// タイムスタンプ値の取得
var timestamp = date.getTime();
console.log(timestamp); // 1609459200000
Date.parseを利用してタイムスタンプを作成する
getTimeメソッドだけでなく、日付の文字列から取得する場合は、Date.parseメソッドを利用することができます。
Date.parse(日時文字列);
// 日付文字列
var dateString1 = "2022-12-31";
var dateString2 = "2022-12-31T10:30:00";
// 1. Date.parse を使用した方法
// 日付文字列をタイムスタンプに変換
var timestamp1 = Date.parse(dateString1);
console.log(timestamp1); // 1609459200000
// 2. Date.parse を使用した方法
// 日付文字列をタイムスタンプに変換
var timestamp2 = Date.parse(dateString2);
console.log(timestamp2); // 1609481400000
上記の例では、Date.parse関数を使用して、日付文字列からタイムスタンプ値を取得しています。
また、「new Date」を使用して現在の日時を取得し、そこからgetTimeメソッドを使って取得したものも示しています。
日時の要素を取得するメソッド
Dateオブジェクトは日時を扱うためのオブジェクトです。
このオブジェクトには、以下の表にあるような「get」で始まる日時を要素別に取得するためのメソッドが多数用意されています。
メソッド | 説明 |
---|---|
getFullYear | 年を4桁の数値で取得します。 |
getMonth | 月を0から11の数値で取得します。 |
getDate | 日を1から31の数値で取得します。 |
getDay | 曜日を0から6の数値で取得します。 |
getHours | 時を0から23の数値で取得します。 |
getMinutes | 分を0から59の数値で取得します。 |
getSeconds | 秒を0から59の数値で取得します。 |
getMilliseconds | ミリ秒を0から999の数値で取得します。 |
getTime | 1970年1月1日 00:00:00 UTC からの経過時間をミリ秒で取得します。 |
getTimezoneOffset | 現在のタイムゾーンとUTC(協定世界時)との差を分で取得します。 |
以下は、これらを利用したサンプルです。
// 現在日時を取得
let now = new Date();
// 年を取得
console.log(now.getFullYear()); // 2021
// 月を取得 (0から11)
console.log(now.getMonth()); // 1
// 日を取得
console.log(now.getDate()); // 17
// 曜日を取得 (0:日曜日~6:土曜日)
console.log(now.getDay()); // 1
// 時を取得
console.log(now.getHours()); // 11
// 分を取得
console.log(now.getMinutes()); // 33
// 秒を取得
console.log(now.getSeconds()); // 5
// ミリ秒を取得
console.log(now.getMilliseconds()); // 123
// 1970年1月1日 00:00:00 UTCからの経過時間を取得
console.log(now.getTime()); // 1611031685123
// 現在のタイムゾーンとUTC(協定世界時)との差を取得
console.log(now.getTimezoneOffset()); // -540
まとめ
「日付の文字列からタイムスタンプ値を取得する方法」を以下にまとめます。
- 日付文字列からタイムスタンプ値を取得するには、Date.parse関数やDateオブジェクトを使用することができます。
- 日付文字列をDate.parse関数に渡すことで、タイムスタンプ値を取得することができます。
- Dateオブジェクトを使用する場合は、new Date()で現在の日時を取得し、そこからgetTime()メソッドを使用して取得することができます。
Date.parse関数やDateオブジェクトを使用することで、簡単に日付文字列からタイムスタンプ値を取得することができました!
JavaScriptは様々な日付操作を簡単に行うことができる言語です。
今回は日付文字列からタイムスタンプ値を取得する方法を説明しましたが、これだけでなく、日付フォーマットの変更や日付の加算・減算なども簡単に行うことができます。
ぜひ、JavaScriptの日付操作に慣れていきましょう。
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