JavaScript　配列に指定した要素が存在するか判定する方法

JavaScriptで配列に指定した要素が存在するか判定する方法を解説します。

JavaScriptで配列に指定した要素が存在するか判定する方法はありますか？

配列に指定した要素が存在するか判定する方法はincludesメソッド、findメソッド、indexOfメソッドなどいくつかあります。

includesメソッドを使った要素の存在を判定する方法

　includesメソッドは、配列内に指定した要素が存在する場合はtrueを返し、存在しない場合はfalseを返します。

const array = [1, 2, 3, 4, 5];
const element = 3;
const result = array.includes(element);
console.log(result); // true

　上記のサンプルでは、配列arrayに3が含まれているため、array.includes(element)はtrueを返します。そして、resultにはtrueが格納されます。

findメソッドを使った要素の存在を判定する方法

　findメソッドは、配列内に指定した条件を満たす要素が存在する場合はその要素を返し、存在しない場合はundefinedを返します。

const array = [1, 2, 3, 4, 5];
const element = 3;
const result = array.find(e => e === element);
console.log(result); // 3

上記のサンプルでは、配列arrayに3が含まれているため、array.find(e => e === element)は3を返します。そして、resultには3が格納されます。

indexOfメソッドを使った要素の存在を判定する方法

　indexOfメソッドは、配列内に指定した要素が存在する場合はそのインデックス番号を返し、存在しない場合は-1を返します。

const array = [1, 2, 3, 4, 5];
const element = 3;
const result = array.indexOf(element) !== -1;
console.log(result); // true

上記のサンプルでは、配列arrayに3が含まれているため、array.indexOf(element)は2を返します。そして、2 !== -1はtrueです。そのため、resultにはtrueが格納されます。

for文を使った方法要素の存在を判定する方法

　for文を使った方法は、配列を繰り返し処理し、指定した要素が存在する場合はtrueを返し、存在しない場合はfalseを返します。

const array = [1, 2, 3, 4, 5];
const element = 3;
let result = false;
for (let i = 0; i < array.length; i++) {
  if (array[i] === element) {
    result = true;
    break;
  }
}
console.log(result); // true

　上記のサンプルでは、配列arrayに3が含まれているため、3とarray[i]が一致するため、resultにtrueが格納され、for文はbreakで終了します。最終的にconsole.log(result)はtrueを返します。

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まとめ

「配列に指定した要素が存在するか判定する方法」についてまとめます。

　JavaScriptで配列に指定した要素が存在するか判定する方法を紹介しました。どの方法を使うのが良いかは、プログラムによって異なります。この記事で紹介した方法を参考に、適切な方法を選択しましょう。