JavaScriptのsearchプロパティを使うことで、URLのクエリパラメータからデータを簡単に取得することができます。この記事では、その方法を解説します。

searchプロパティを使ってURLのクエリ情報を取得する方法を教えてください。



searchプロパティは、現在のウィンドウのURLからクエリ文字列を取得するためのプロパティです。
またURLSearchParamsオブジェクトは、取得したクエリ文字列を扱うためのオブジェクトであり、getメソッドを使ってパラメーターの値を取得することができます。
searchプロパティとは?
 JavaScriptにおけるsearchプロパティは、Windowオブジェクトの一つで、現在表示されているWebページのURLから、クエリ文字列部分の情報を取得するために使用されます。
 クエリ文字列は、URLの末尾に?で始まり、キーとバリューを&で区切った形式で記述され、Webサイトで利用されるパラメータを伝えるためによく使われます。searchプロパティを使うことで、URLから取得したクエリ文字列をJavaScriptで扱うことができます。
クエリ文字列部分の情報を取得する方法
以下は、searchプロパティを使ったサンプルコードです。このコードでは、現在のURLから取得したクエリ文字列をコンソールに出力します。
const queryString = window.location.search;
console.log(queryString); 上記のコードでは、window.location.searchを使用して、現在表示されているWebページのURLからクエリ文字列部分を取得します。取得したクエリ文字列は、queryStringという変数に格納されます。そして、console.log()を使って、queryStringをコンソールに出力します。
もう少し具体的に、URLがhttps://example.com/?name=John&age=30の場合、queryStringには?name=John&age=30が格納され、コンソールには?name=John&age=30が表示されます。
サンプルプログラムを使った解説
JavaScriptのWindowオブジェクトには、現在のウィンドウのURL情報が含まれています。このURL情報から、searchプロパティを使うことで、URLのクエリ情報を簡単に取得することができます。
// URL: http://example.com/?name=John&age=25
const queryString = window.location.search;
console.log(queryString); // "?name=John&age=25"
const urlParams = new URLSearchParams(queryString);
console.log(urlParams.get('name')); // "John"
console.log(urlParams.get('age')); // "25"この例では、window.location.searchで現在のURLからクエリ文字列を取得し、URLSearchParamsオブジェクトを使って、取得したクエリ文字列から値を取り出しています。getメソッドを使うことで、指定したパラメーターの値を取得することができます。
まとめ
searchプロパティを使ってURLのクエリパラメータからデータを取得する方法を解説しました。
- window.location.searchを使って、現在のURLからクエリ文字列を取得することができます。
- URLSearchParamsオブジェクトを使って、取得したクエリ文字列から値を取り出すことができます。
- getメソッドを使って、指定したパラメーターの値を取得することができます。



URLSearchParamsオブジェクトを使って、取得したクエリ文字列から値を取り出して利用するんですね!



JavaScriptのsearchプロパティを使うことで、現在表示されているWebページのURLからクエリ文字列部分の情報を取得し、JavaScriptで扱うことができます。クエリ文字列は、Webサイトで利用されるパラメータを伝えるためによく使われます。searchプロパティの使い方を覚えておくことで、より柔軟なWebアプリケーションの開発が可能になります。

 
	
