JavaScript 円周率や三角関数などの演算をする方法

JavaScriptでの円周率三角関数の便利な関数を解説します。

円周率や三角関数などの演算を簡単に行うメソッドが用意されています。今回は、これらの使い方を紹介します。

目次

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    円周率と三角関数を利用する方法

    Mathオブジェクトを使用することで、円周率三角関数などの演算を行うことができます。

    Math.PIを使用することで、円周率の値を取得することができます。

     三角関数には、Math.sin()Math.cos()Math.tan()などがあり、これらを使用することで対象の角度の値に対して、それぞれの正弦、余弦、正接の値をラジアン単位で取得することができます。

     また、Math.asin()Math.acos()Math.atan()を使用して、逆正弦 (アークサイン)、逆余弦 (アークコサイン) 、アークタンジェントの値に対応する角度をラジアン単位で取得することができます。

    以下は、これらの関数を利用したサンプルです。

    // 円周率の取得
    console.log(Math.PI);
    
    // sin(30度) の取得
    console.log(Math.sin(30 * Math.PI / 180));
    
    // cos(45度) の取得
    console.log(Math.cos(45 * Math.PI / 180));
    
    // tan(60度) の取得
    console.log(Math.tan(60 * Math.PI / 180));
    
    // sin^-1(0.5) の取得
    console.log(Math.asin(0.5));
    
    // cos^-1(0.5) の取得
    console.log(Math.acos(0.5));
    
    // tan^-1(1) の取得
    console.log(Math.atan(1));

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    まとめ

    円周率や三角関数などの演算をする方法」を以下にまとめます。

    関数名概要
    Math.PI円周率の値を取得します
    Math.sin(x)ラジアンで指定された角度のサイン値を返します
    Math.cos(x)ラジアンで指定された角度のコサイン値を返します
    Math.tan(x)ラジアンで指定された角度のタンジェント値を返します
    Math.asin(x)ラジアンで指定されたアークサインに対応する角度を返します
    Math.acos(x)ラジアンで指定されたアークコサインに対応する角度を返します
    Math.atan(x)ラジアンで指定されたアークタンジェントに対応する角度を返します
    円周率や三角関数のメソッド

     角度の単位がdegreeの場合は、radianに変換する必要があり、その変換には、角度(degree) * Math.PI/180を使用します。

    Mathオブジェクトの円周率や三角関数などの関数を利用することで、多彩な計算を行うことができることがわかりました!

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