Node.js入門 Windowsへのインストールと基本的な使い方

本記事では、Node.jsのWindowsへのインストール方法と基本的な使い方について解説します。

 Node.jsを使うことで、JavaScriptをサーバーサイドで実行できるようになります。本記事を参考に、Node.jsをWindowsで使い始めましょう。

目次

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    Node.jsとは

     Node.js(ノード・ジェイエス)は、Chrome V8 JavaScriptエンジン上に構築されたJavaScriptランタイム環境であり、サーバーサイドでのJavaScriptの実行を可能にするプログラムです。

     Node.jsは、JavaScriptがもともと備えているイベント駆動の特性を活かし、非同期I/O処理を行うことができます。

     また、Node.jsはパッケージマネージャー「npm」を備えており、Web開発で頻繁に使用されるライブラリやフレームワークを簡単にインストールすることができます。このため、開発者は手軽にWebアプリケーションを構築することができます。

     以上が、Node.jsの基本的な特徴です。

    WindowsにNode.jsをインストールする方法

    WindowsにNode.jsをインストールするには、以下の手順を実行してください。

    1. Node.jsの公式ウェブサイト(https://nodejs.org)にアクセスして、ダウンロードページに移動します。
    2. ダウンロードページで、Windows用のインストーラーをダウンロードします。
    3. ダウンロードしたインストーラーを実行します。
    4. インストールウィザードに従って、インストール先などの詳細を設定します。
    5. インストールが完了したら、Node.jsが正常にインストールされているかを確認します。

    Node.jsの基本的な使い方

     Node.jsを使ってアプリケーションを開発する前に、まずNode.jsが正常にインストールされているかを確認しましょう。

    Node.jsの確認方法

     Node.jsが正常にインストールされているかどうかを確認するには、コマンドプロンプトまたはPowerShellを開き、以下のコマンドを実行してください。

    node -v

    上記のコマンドを実行すると、Node.jsのバージョンが表示されます。

    アンインストール方法

    Node.jsをアンインストールするには、Windowsの「プログラムと機能」からNode.jsを選択し、アンインストールを実行します。

    「npm」について

     Node.jsには、パッケージ管理システムとして「npm(Node Package Manager)」が用意されています。npmを使うと、開発に必要なライブラリやツールなどを簡単にインストールすることができます。

     「npm」を使うことで、開発者は手軽に必要なパッケージをインストール、アップデート、削除することができます。以下に、npmの基本的な使い方を説明します。

    パッケージのインストール

     パッケージをインストールした後、バージョンが古くなっている場合は、アップデートする必要があります。以下のコマンドを使用して、パッケージをアップデートします。

    npm update パッケージ名

    例えば、Expressのバージョンをアップデートする場合は、以下のコマンドを実行します。

    npm update express

    このコマンドを実行すると、npmが自動的に最新のバージョンのパッケージをダウンロードしてインストールします。

    パッケージのアンインストール

    不要なパッケージをアンインストールする場合は、以下のコマンドを使用します。

    npm uninstall パッケージ名

    例えば、インストールしたExpressをアンインストールする場合は、以下のコマンドを実行します。

    npm uninstall express

    パッケージの確認

    インストールされているパッケージを確認するには、以下のコマンドを使用します。

    npm ls

     このコマンドを実行すると、プロジェクトのnode_modulesディレクトリにインストールされているパッケージのリストが表示されます。

    バージョン管理について

     npmを使用すると、プロジェクトごとに異なるバージョンのパッケージを管理することができます。これにより、同じパッケージでも異なるバージョンを使うことができます。以下に、npmを使ったバージョン管理の方法を説明します。

    パッケージのバージョン指定

     npmを使用してパッケージをインストールする際には、バージョンを指定することができます。以下のようにコマンドを実行することで、特定のバージョンのパッケージをインストールすることができます。

    npm install パッケージ名@バージョン

    例えば、Expressのバージョン4.17.1をインストールする場合は、以下のコマンドを実行します。

    npm install express@4.17.1

    バージョンの更新

     npmを使用してインストールされたパッケージは、package.jsonというファイルに記録されます。このファイルには、プロジェクトで使用するパッケージの名前とバージョンが記述されています。プロジェクトのルートディレクトリにあるpackage.jsonファイルを編集することで、パッケージのバージョンを更新することができます。

    また、以下のコマンドを使用して、パッケージの最新バージョンをインストールすることができます。

    npm update

    このコマンドを実行すると、package.jsonに記述されたバージョンにアップデートされます。

    パッケージのバージョン確認

    プロジェクトで使用されているパッケージのバージョンを確認するには、以下のコマンドを実行します。

    npm list

     このコマンドを実行すると、プロジェクトで使用されているパッケージの一覧が表示されます。また、以下のようにコマンドを実行することで、特定のパッケージのバージョンを確認することができます。

    npm list パッケージ名

    パッケージのグローバルインストール

     npmを使用してパッケージをインストールすると、プロジェクトごとにパッケージがインストールされます。一方、グローバルインストールを行うことで、すべてのプロジェクトで使用することができます。以下のコマンドを使用して、パッケージをグローバルインストールすることができます。

    npm install -g パッケージ名

    まとめ

    Node.jsのWindowsへのインストール方法と基本的な使い方について解説しました。

    • Node.jsはJavaScriptのランタイム環境であり、JavaScriptをサーバーサイドで実行できるようにするためのプログラム
    • WindowsにNode.jsをインストールするには、公式サイトからダウンロードしてインストーラーを実行する
    • Node.jsの基本的な使い方には、コマンドプロンプトやターミナルでJavaScriptのファイルを実行する方法がある
    • npmはNode.jsのパッケージマネージャーであり、コマンドを使用してライブラリやモジュールをインストール・管理することができる
    • npmを使用してパッケージをインストールする際には、バージョンを指定することができる
    • バージョンの更新は、package.jsonファイルを編集することやnpm updateコマンドを使用することで行うことができる
    • npm listコマンドを使用することで、プロジェクトで使用されているパッケージの一覧を表示することができる
    • パッケージをグローバルインストールすることで、すべてのプロジェクトで使用することができる

     以上が、WindowsでのNode.jsのインストール方法と基本的な使い方についての解説でした。Node.jsを使うことで、JavaScriptでサーバーサイドの開発ができるようになります。ぜひ、本記事を参考にNode.jsを使いこなして、開発効率を上げてください。

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