PHPでファイルサイズを取得する方法について、filesize()関数を使った具体的なサンプルプログラムを解説します。
PHPでファイルサイズを取得したいんですけど、どうすればいいんですか?
PHPにはfilesize()という関数があります。この関数を使えば、ファイルのサイズを簡単に取得することができるんですよ。
目次
filesize()関数の概要
filesize()関数は、PHPでファイルのサイズを取得するための関数です。この関数を使用すると、指定されたファイルのサイズをバイト単位で返します。主に、ファイルの容量制限やファイルの確認を行う際に役立ちます。
filesize()関数は、以下のように使用します。
**filesize('ファイルパス');**
パラメータ:
- ファイルパス: サイズを取得したいファイルのパスを指定します。絶対パスや相対パスも利用可能です。
返り値:
ファイルが存在し、アクセス権限が正しい場合には、そのファイルの**サイズ(バイト単位)**が返されます。
- ファイルが存在しない場合やアクセス権限がない場合には、falseが返されます。
filesize()を使ったサンプルプログラム
ここでは、filesize()関数を使ってファイルのサイズを取得するサンプルプログラムを紹介します。ファイルが存在する場合はそのサイズをバイト単位で表示し、存在しない場合にはエラーメッセージを表示するプログラムです。
$file = 'sample.txt';
if (file_exists($file)) {
$size = filesize($file);
echo 'ファイルサイズは ' . $size . ' バイトです。';
} else {
echo 'ファイルが存在しません。';
}
- $file変数には、サイズを取得したいファイルのパスを設定します。この例では「sample.txt」を指定しています。
- file_exists()関数を使って、ファイルが存在するかどうかを確認しています。存在すれば、filesize()関数を使ってファイルサイズを取得し、バイト数を表示します。
- ファイルが存在しない場合は、「ファイルが存在しません」とエラーメッセージを表示します。
まとめ
- filesize()関数を使うと、PHPで簡単にファイルサイズを取得できる。
- サイズはバイト単位で返される。
- ファイルの存在確認にはfile_exists()関数を使うことが推奨される。
- 存在しないファイルやアクセス権限がない場合、filesize()はfalseを返す。
filesize()関数を使う際は、ファイルの存在確認やアクセス権限のチェックも忘れずに実施しましょう。また、ファイルサイズを使って条件分岐を行う際には、ファイルの種類や用途に応じた処理も工夫すると良いでしょう。