JavaScript 配列について学ぶ：定義から初期化、コピー、結合まで

JavaScriptにおいて、配列は複数の値を格納できるデータ構造です。配列を使うことで、複数の値を同時に扱うことができます。ここでは、JavaScript配列について、定義、初期化、コピー、結合の方法を学びます。

JavaScriptの配列を作成する方法について学んでみましょう。

受講者数No.1！初心者からプロへ導く信頼のスクール

短期間で習得可能！未経験から実践力を磨く充実のプログラム

テックアカデミー 公式ページへ ≫

今なら無料相談でAmazonギフトカードがもらえる！

配列とは？

配列とは、異なるデータ型を格納することができる、箱のようなものです。

　配列を使うと、複数の要素を一括で扱うことができます。データを並べて格納することができるため、データを順番に処理することができます。

　配列を使うには、配列リテラルを使って直接配列を定義するか、Arrayコンストラクタを使って配列を生成することができます。

const array1 = [1, 2, 3];
const array2 = new Array(1, 2, 3);

配列の記述方法

　JavaScriptで配列を作成するには、配列リテラルを使って直接配列を定義する方法と、Arrayコンストラクタを使って配列を生成する方法があります。

配列を使うと、データを並べて格納することができるため、データを順番に処理することができます。

配列の定義

配列リテラルを使って配列を定義する方法は、以下のように行います。

const array = [1, 2, 3];

この方法では、中括弧[]を使って配列を定義し、カンマで区切った値を要素として格納します。

また、Arrayコンストラクタを使って配列を生成する方法は、以下のように行います。

const array = new Array(1, 2, 3);

この方法では、new Array()を使って配列を生成し、カンマで区切った値を要素として格納します。

Arrayコンストラクターより、配列リテラルのほうがシンプルで使いやすそうですね！

Arrayコンストラクタを使って、指定した要素数の配列を生成することもできます。
以下のようにすると、要素数が10の、空の配列を生成することができます。

const array = new Array(10);

配列の参照

配列は以下のように添え字を指定することで参照することができます。先頭の要素は０から始まります。

 console.log(array[1]);       // 結果：2

入れ子配列の生成

JavaScriptでは、配列の要素として、別の配列を格納することができます。このような配列を、「入れ子配列」と呼びます。

const matrix = [
  [1, 2, 3],
  [4, 5, 6],
  [7, 8, 9],
];

console.log(matrix[0][1]); // 2

JavaScriptでは、末尾の要素はカンマで終えても問題ありません。

配列をfor文を使って初期化する

　配列の要素を初期化するために、配列を生成した後にfor文を使って配列を初期化することもできます。

const array = new Array(10);

for (let i = 0; i < array.length; i++) {
  array[i] = 0;
}

このようにすることで、要素数が10の要素の値が全て0の配列を生成することができます。

配列をコピーする方法

sliceメソッドを使用することで、配列をコピーすることができます。

const array1 = [1, 2, 3];
const array2 = array1.slice();

concatメソッドを使用してコピーすることもできます。

const newArray = [].concat(arrayName);

配列を連結させる方法

concatメソッドを使用することで、配列をを連結させることができます。

const array1 = [1, 2, 3];
const array2 = [4, 5, 6];
const array3 = array1.concat(array2);

spread operatorを使用して結合こともできます。

const newArray = [...arrayName1, ...arrayName2];

配列と似た構造の連想配列について

「連想配列」とは、キーと値のペアを持つオブジェクトのことであり、JavaScriptのオブジェクトの一種です。

　通常の配列では、数値をインデックスとして使用して値を格納するのに対して、連想配列では、文字列や数値などの任意の値をキーとして使用して、それに対応する値を格納します。

連想配列については「JavaScript　連想配列とMapの使い方をマスターする」で紹介していますので気になる方は合わせて確認してみて下さい。

リスキリングでキャリアアップしてみませんか？

リスキリング(学び直し)は、経済産業省が推奨しており、

今だけ、最大７０％のキャッシュバックを受けることができます。

最大70％の給付金が出るおすすめのプログラミングスクール！

リスキリングで給付金が出るスクールを７つ紹介 ≫

国策で予算が決められているため申し込みが多い場合は早期に終了する可能性があります！

興味のある方はすぐに確認しましょう。

まとめ

配列について、定義、初期化、コピー、結合の方法を解説しました。

　配列を使うことで、複数の要素を一括で扱うことができます。また、入れ子配列を使うことで複雑なデータ構造を表すことができます。配列を操作するために、様々なメソッドが用意されています。

配列を使いこなすことで、より効率的なプログラムを作成することができます。